ダイジェストとマガジンとJ'sサッカー
さて、また週遅れな話。
先週のサッカーダイジェスト7/29号とサッカーマガジン7/29号は、「嫌がらせのし合いか?」っと思ってしまう程、かぶった特集の見出しだった。
かたや、「観戦のためのシステム講座」。
かたや「観戦力強化プロジェクト」。
どっちもサッカーを観る視点を増やして、もっと楽しもうって企画。
まぁ、実際はダイジェストが戦術やらシステムに特化して最近の専門書化の方向性がハッキリ出ているのに対して、マガジンの方が少し多岐に渡っていて、どちらかと言えば初心者をターゲットにしている。
ただ、この表題で書店で並べられるとマガジンが分が悪いよなぁ。
初心者向きにしてもマガジンは中途半端過ぎるもん。
ダイジェストがトップ記事に日本屈指のシステム論者「杉山茂樹」を持ってきて、
「サイド攻撃の有効性と相反する日本の常識」とか「スペインに見えた中盤の幅の広狭」とかがズラリとならぶ上に、「信藤健仁」にユーロにおけるロシア-スウェーデン戦のシステム解説、さらに柏の監督「石崎信弘」にJリーグのシステム分析をさせる豪華さ。
これに対して、マガジンはトップに来るのが「水沼貴史」でシステム、戦術、采配とまとめて書かせるもんだから、広く浅くにしか書けていない。しかも書いてある文章も大雑把な解説の後に、いきなり「大宮が今年よくなったのは・・」とか「私がマリノスを指揮していた際・・」とピンポイントなケースの説明入るので何が言いたいのかよく判らなかったりする。
現役時代のドリブルのように文章は華麗ではないようだ。
その他にも川勝さんやら小島伸幸やらのページも悪くないのだけど、どれも寸足らずで物足りなさ満開。せっかくの人材を使いこなしてない感が一杯なのは俺の気のせいだろうか?
あと、J'sサッカーが不定期発行になった。ある程度、読めていた展開ではある。
競技場に2万の人が来たとして、サポーターやらコアな部分に興味を感じるのは3000~5000程度までがどう頑張っても限界だと思う。普通は2000いけば大したモノ。
マーケットの規模や狙いがピンポイント過ぎたんだと思う。
まだピンポイント狙いでやっていける程、このマーケットは成熟していない。
同じようにマーケットが狭いサッカー批評は読み物として記録としての存在価値があるからモノクロページで何とかやっていける。
J'sサッカーはカラーページであり、尚且つ読み物、記録としての価値はまだ出ていない。
この形式が残るにはサッカー日刊紙「エルゴラ」の形式にしていくしかないのかもね。
雑誌としては一番面白かっただけにJ'sサッカーの不定期化は残念だ。
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