JFLと勝点と昇格の話
JFLには九州リーグと違ってPK戦決着はない。
非常に勝点の計算もしやすい。勝=3、引分=1、負=0。
このJFL10年の歴史の中でJFLからJリーグ入りをしたチーム数は10。
昇格した年の勝点をザっと書いてみる。昇格した年度も、相手も状況もそれぞれ異なるので一概には言えないが目安になるとは思う・・。
水戸:1999年 3位 勝点45 全24試合 1試合平均勝点1.88
横浜FC:2000年 優勝 勝点61 全22試合 1試合勝点平均2.77
徳島:2004年 優勝 勝点71 全30試合 1試合平均勝点2.60
草津:2004年 3位 勝点62 全30試合 1試合平均勝点2.07
愛媛:2005年 優勝 勝点66 全34試合 1試合平均勝点2.20
熊本:2007年 2位 勝点69 全34試合 1試合平均勝点2.03
岐阜:2007年 3位 勝点60 全34試合 1試合平均勝点1.76
栃木:2008年 2位 勝点63 全34試合 1試合平均勝点1.85
富山:2008年 3位 勝点62 全34試合 1試合平均勝点1.82
栃木:2008年 4位 勝点60 全34試合 1試合平均勝点1.76
近年の昇格チームのレベルの低さ、 ヘタレっぷり・・近年、昇格条件のハードルがドンドン低く設定され直している点が如実に表れているが・・
これを見ると、Jリーグ昇格最低ラインとなる4位に入るには1試合あたり、1.76を稼がないといけない。
34試合×1.76=勝点60。
これが今季の最低限ノルマの勝点となる。
JFL全34試合全勝したとして102。
全勝102勝点-目標勝点60=42。42÷3=14試合。
つまり・・今季、JFLのリーグ戦では90分負して良いのは14試合。
単純に言えば前半戦を10勝7敗で戦わねばならない。
実際はもっと厳しい。JFLには引分があるからね。
99年と00年はVゴール方式が取られていたので、ここでは01年からのデータで見てみる。
徳島3引分、草津5引分、愛媛3引分、熊本6引分、岐阜9引分、栃木9引分、富山8引分、岡山9引分。近年・・の引分は最小が熊本の6。最多が岐阜、栃木、岡山の9。
近年、確実に引分は増えている。つまり・・実際は14回90分負けなんてしていられない。
実際、最も苦戦してJリーグ入りした岐阜は8敗、栃木は7敗、富山、岡山が8敗。
事実上、許されるJFL90分負けのリミットは8と言える。
つまり・・前期17節で90分負けを4敗した時点で、もう長崎は崖っぷちだ。ピッチ内もピッチ外も全員がこれを頭に入れて常に臨機応変に判断しながらやっていきたい。
その為には常に「次の一手を考えて準備するチーム」であって欲しい。
前期、勝点30以上!
それは「今年Jリーグを目指す!」と本気で発言するのなら絶対的な義務と考えていこう。
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コメント
そうなんですか(^-^)
ありがとうございます。
鳥取はシュナ潤や小井手翔太がいますね。
対戦楽しみですね♪
投稿: 福岡市民♪ | 2009/01/10 07時52分
例年通りなら3月の真ん中あたり開幕で相手は鳥取だと思います。例年通りならですが。
投稿: ひろ@管理人 | 2009/01/09 00時36分
JFLの開幕はいつなんでしょう。
ホームかなぁ アウェイかなぁ。
対戦相手はどこだろう。
(*^_^*)わくわくしますね。
楽しみです!!!
投稿: 福岡市民♪ | 2009/01/08 15時17分