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2009/05/21

TDK戦解説その①

TDK佐川戦延期で日程が空いたので、忙しくて最近書いてなかった戦術系アレコレ
TDK戦の解説って感じで。

以下がTDK戦のスタメンとフォーメーション。

01_2

元気とアリの2トップと言うより、4-2-2-1-1とも言える実質1トップシステム。

これは福嶋故障、更にチームのリーダー元気の事を考えたフォーメーション。狙いとしては前線で有光を軸にしつつ、守備の負担を減らしつつ攻撃のアクセントとして元気。両サイドはサイド以外に中央のエリアにドンドン侵入する事を求めていたと思われる。

では、それが存分に機能したか?・・否である。
理由は布陣と選手起用と戦い方のチグハグさだ。

今の長崎は完全にカウンターサッカーチームと化している。
元々、東川さんはポゼッションとサイドの組み合わせをしたが、結局機能せず、「チームとしてのサッカーになってない」と評するような状態だった。更に敗戦が続いた事で即効性のある得点パターンとしてサイド攻撃の徹底が4月中頃から練習で指導。

それが以下。
黒矢印がサイドへ大きく展開するパス。
がサイドの選手の動き。がクロス。
02


シンプルにサイドを深くえぐって、マイナスのボールをシュートのパターンの練習は一定の効果を挙げた。ジェフリザや琉球戦の得点はそれが出た物だ。

ところが、どうした事か町田戦あたりからシンプルにクロスを狙うだけでなく、サイドが中央へ切れ込む動きが増えた。

恐らくサイドをえぐってもゴール前に人数が足りず、クロスが上げれない事に対する対応なのだろう。未だに完全に捨て切れないポゼッションへのこだわりもあるのだろう。しかし、それを意識する余りにシンプルにサイドをえぐる形が減ってしまった。

それに拍車をかけるのが山城だ。
TDK戦でも山城がサイドから中へ切れ込み、ボールをキープして、最後にボランチから上がってきた渉にパスを出すシーンが再三あった。
何故か?山城がキープして中央に入る為にポジションが重ならないよう元気が逆サイドに流れ、左サイドの選手もゴール前に入れないからだ。結果、ゴール前は長崎の選手の数はいるがシュートを狙える位置には1人か2人だけとなってしまう。

灰色がサイドの選手が中に入ってきた時のプレイエリア。
が選手の動き。がクロス。黒がパス。

03

簡単に図にするとこうなる。山城が中に切れ込んで動きすぎる為に元気も有光もシュートエリアから動かざる得なくなる。結果的に山城が自身でシュートを打つか後方の渉を使うしかなくなる。
逆に平田の場合は動き回る事が少ないので飛鳥が攻撃参加しやすい。飛鳥が攻撃参加する場合、隅田が攻撃参加しないのが守備のセオリー。ますます山城は個人技突破を迫られる。サイドのフォローがいないので有光が行ったりもする。ゴール前から益々人がいなくなる。

山城の力は非常に高く相手にとって脅威なのは間違いない。しかし、チーム全体で見ると山城の個人技と運動量が完全に裏目に出てしまっているのが判ると思う。

続きのTDK戦の交代策については明日。

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コメント

TDK戦の所修正しておきました。
指摘助かりました。^^

投稿: ひろ@管理人 | 2009/05/22 16時32分

こういう図解付きは現地に行けず、放送もない人間にはありがたいです。

ただ、本文一行目が”TDK戦延期”になってますねw

投稿: 囃し | 2009/05/22 08時40分

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