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2009/07/23

最低限でも話す義務があると思ったから・・

今書くべきかとても考え、悩んだのだが・・

スポーツクラブの公共性は高い。公共の施設を利用して興行を行い、地域密着を目標に掲げているのだから、公共からの優遇も得られている。公の恩恵を受けているのだから、スポーツクラブは情報公開が必須だ。それは社会的な責任。しかし、今のV・V長崎は広報部が完全に独立しておらず、上手く情報公開が出来ていると言い難い。

個人的にはそんなクラブの情報公開の助けになりたいと思ってずっとサイトとかもやっている。そんなクラブの特性と今のクラブの状況を考えた時に、俺発と言うのは何だか・・立ち入り過ぎない範囲、最低限話せる部分だけでもここに書いておこうと思う。

東川さんの解任前には、クラブはかなり広い範囲から後任人事の選考と、チーム建て直し意見を集めていた。しかし、シーズン中に、中央から遠い長崎へ来て、リーグスケジュールも詰まっている中ですぐに結果を出せそうな人材の招聘は不可能に近かった。そこで現場の意向もある程度組んで岩本さんの現場復帰が決まった。

フロントは大久保氏のこれまでの仕事ぶりや、年齢、立場、チーム内での信頼関係を考慮して、指導・采配は岩本さんを中心とする事を決めていた。
岩本さんは出来るだけ大久保氏の立場を尊重し、敬語で対応するなどしていた。大久保氏の役割はコーチ時代と変わらなかった。

そんな中で大久保氏は反発もあったようで次第に辞任を考えたようだ。佐世保の試合が終わってSAGAWAに大敗した頃は殆ど指導に関わらなくなっていた。
それでも横河戦まで残ったのは「せめて前期までは」っという大久保氏のケジメだったのだろうと思う。

大久保氏辞任を受けて岩本さんが監督となる路線はほぼ決まったが、
「この大変な時期に力になりたい。自分でよければ幾らでもやる」っという思いと共に「県民は自分が監督になるのを許してくれるのか?自分で良いのか?適任者は他にいるのではないのか?」っと言う葛藤があったようだ。
恐らく、最も自身の現場復帰に悩み苦しんだのは岩本さんだろうと思う。

それでも、チーム状態が上向きで一度は消えかけた昇格の可能性が復活した事や、チーム内の一体感が強くなってきた事もあり、この路線で進む事が決定した。
クラブとしても現状の中では、最も現実的に打てる手は岩本さん監督就任だったと判断したという事だ。そして岩本さんも全てを背負う覚悟を決めた。

ちなみに総司さんはクラブが去年からずっとコーチを要請していた。しかし、本人が仕事もあり断っていた。ただ、チーム内のムードを改善させる為に今回強く再要請して総司さんも復帰を承諾してくれた。

以上、物凄く色んな部分を省いて最低限の経緯を書いてみた。

書いた理由は一番上に書いた事も理由だが・・俺にとっての1番の理由は事情もわからぬまま皆がネガティブになったり、誤解して欲しくなかったからだ。

つまり・・大久保監督・岩本コーチ体制は実際は8割岩本体制だった訳で、今回の正式な監督就任は今の流れを公式に認定しただけっと言う事。良い流れは変わらない。

大久保監督辞任後に流経大に負けた時に「大久保監督辞任の影響」と痛くもない腹をさぐられた様な事を大々的に言われたり、「フロントが迷走しているから」っと言われたりする事に凄く違和感を感じた。

大久保監督辞任は長い目で見ればシーズン前のフロントの迷走が理由だが、少なくとも今回の東川さん解任から岩本さん監督就任の流れにおいては、概ね正しい方向へ向かっているし、フロントはしっかり対応している。

そこを勘違いして欲しくないので、書かなければならないと思った。

今、クラブにとって一番マイナスなのは不確実な情報でファン、サポーター、県民が「フロントは迷走している」「身内で人事をやり過ぎ」っと誤解して騒ぐ事だからだ。

今、現時点のフロントはかなりの部分で方針が定まりつつある。
勿論、まだまだ足りない部分、不満な部分はあるが、これまでより随分と改善され不安定ながらも良い方向へ向かっている。
そして、まだ不安定だからこそ、周囲が下手に騒げば影響が出る可能性がある。

批判をするなと言うのではない。黙って従えと言うのでもない。批判、意見大いに大事。
でも、憶測や表面的な印象を元に行われる批判は、クラブにとってマイナスでしかない。だから、憶測や印象を出来るだけ排除して判断出来るように最低限の事だけを記した。

さて、流球戦でスカーンっと勝ちましょうか。^^

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コメント

>かなさん

そういう考えもあるでしょうね。

しかし、大久保氏が1年半、現場に密着していながら・・信頼をチーム内で構築出来なかったのも事実です。一部にだけ構築出来ていましたがトータルではかなり・・アレでした。

クラブも馬鹿ではありません。その辺は実に冷静に客観的に評価してましたよ。
クラブが正しいとは言いません。しかし100%クラブが悪く、大久保氏が100%何も無かったのではありません。
天秤にかけるなら五分五分という所でしょう。

俺が今語れるのはこれだけです。

人を大事にする組織であって欲しいと言うにも俺も同意です^^。

>ZZさん
少しでも状況を理解する助けになれば幸いです。

投稿: ひろ@管理人 | 2009/07/24 17時55分

内容と経緯は充分理解出来たのですが、個人的に大久保氏が気の毒でなりません。
わざわざ鹿児島から長崎のために来て下さって、監督の座に据えられたのにも関わらず、実権は大久保氏にはなかったわけですよね?
細かい事情は私には分かりませんが、その事実を見ると、大久保氏は都合良くチームに扱われたように思えます。
A級持ってるから、とりあえず監督にしとけ、みたいな。監督に就任させるなら、全権を大久保氏に委ねるべきでしょうが、実際にベンチに岩本さんや小嶺さんが入ってしまったら、大久保氏もそうは出来なかったでしょう。
お飾りの監督にされてしまった大久保さんが、気の毒です。

人を大事に出来ない組織は、必ずどこかでしっぺ返しを食らいます。人を踏みにじれば、巡り巡って踏みにじられる事になります。
人を軽んじない、誠意ある組織であるよう、県民として地元チームに望みます。

投稿: かな | 2009/07/24 17時32分

c(>ω<)ゞひろさんのブログを読んで少し安心しました。

東川さんから変わってから大久保さんが全部やってるんだと思ってたからです。
監督が変わってチームのムードがよくなってたので大久保さんが変えたのだと思ってました。だから辞任した時に凄く残念だったんですが、実際はその前から岩本さんがやってたんですね。

投稿: zz | 2009/07/24 16時36分

>しかし東川氏解任の際になぜ、大久保氏を監督にすえたのでしょうか?

理由は単純、A級を持つ大久保氏がいたからです。

小嶺社長はS級を持っており適任と多くの人が言いますが、小嶺社長は社長です。
そして、V・VAREN長崎という僻地の街をホームにし、大企業がバックボーンにないチームが赤字も出さずにJFLで1億5000万以上の予算を集められる理由はまさに「小嶺社長の知名度・影響力」が源泉です。

今のV・VAREN長崎は小嶺社長抜きにはまだ存在出来ないのです。小嶺社長が社長だからチームは成り立っているのが事実です。小嶺社長が社長を辞すれば途端にクラブは立ち行かなくなる・・それ程の影響があるんです。

にも関わらず社長が監督になった場合・・
誰が監督を査定しますか?社長業と監督業は兼務出来るレベルの職務でしょうか?
成績低迷で監督を辞任した際、社長に留まるのは正しい組織でしょうか?
事務とピッチ両方のトップを1人が務めて正しい運営は出来ますか?

岩本さんはA級を持ちません。従って監督就任は「特例」です。
特例を認めてもらうには関係各所と折衝、手続きせねばなりません。借りを作る面もあります。傍にA級を持つコーチが居れば、出来るだけ特例を使わないで済むように手を打つのは当然ではないでしょうか?

結果的に大久保氏が辞任をしたのは見通しが甘かった面もあると言えますが、最初から「特例」を適用させて貰う事を前提に岩本監督にしていれば、それも問題だったと思います。

ある意味で避けられない事だったのではないでしょうか?
問題は、シーズン前の時点でしっかりと色んなケースを想定して準備してこなかった点です。この辺は今回の事で相当にチーム側も考えを改め、それが今の時点の組織体制や意見集約の姿勢につながっています。

投稿: ひろ@管理人 | 2009/07/24 00時37分

岩本氏が監督に就任したことはひろさんがおっしゃる通り、チームとしてbetterな判断だと思います。
しかし東川氏解任の際になぜ、大久保氏を監督にすえたのでしょうか?
その時、岩本氏か小嶺氏を監督にしていたら、フロントの迷走とは言われなかったと思います。

投稿: 名無しです。 | 2009/07/23 23時00分

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