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2009年12月

2009/12/28

不退転

何があろうと

俺は長崎人で

V・VAREN長崎ってクラブが好きで

それは代えられないんだよなぁ。

何回でもやってやらぁ。

ピッチの上でプレイも出来ない、

金を出す資金力も、

クラブを導く力もないけれど

諦めない事は出来るから。

どんな事があろうと

何度でもやってやらぁ。

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2009/12/23

2009年のViが発売されます

今月の26日に2009年のV・ファーレン長崎本『Vi』が発売される。

今年も原稿を書いたが今年は今までと別の意味で苦戦した。

今期の事を1500字×3本にまとめ、試行錯誤の末に原稿は出来たものの、編集・発行人である山頭さんからの指摘やアドバイス、写真や本の兼ね合いから校正が入り、現在そこを踏まえた対応したり、気を使う部分があったり、物凄く知って欲しい話だけれども、書くことをやめたり・・。

基本、
1書き手が原稿を書く→2編集者がチェックをして修正などを指示→3書き手が再執筆→4編集者再チェック→5本に載る
っというのが物書きの流れ。

つまり、出来上がった本は自費出版等で無い限り、書き手と編集者の共同作業、共著と言える。俺が好きな竹熊健太郎という漫画評論家はこの事を指して「作者と編集者は共犯者」と表現している。

俺は無論、俺の書いている文や表現、オチが最高だとは思う訳だけど、実際に山頭さんから指摘されたり、山頭さんの意見を聞いてすり合せをしていく。そうすると、意外な視点があったり、発見が見えてきたりして納得したり、驚いたりをする訳で・・同じものを見ても角度が違うと本当に色々変わってくるのだなっと。

俺の原稿がそのまま載れば俺は自己満足全開でも、それをやっている限り俺の枠を決して出ない訳で、そういった意味でViの原稿で色んな見方や意見をブレンドさせていくのは俺にとって結構ありがたく、有意義な事だなっと考えたりもする。

勿論、俺にも譲れない点があって、その辺次第では「じゃぁ、俺降ります」となる訳だけど、同じように山頭さんにも「なら降りてください」って点はある訳で、その辺のせめぎ合いみたいなすり合せ作業は好きだったりする。^^
山頭さんだけでなく、うえきさんもそうなんだけど、ダラダラやっているように見えても「譲れない線」を持っていて、その為には引かない感じの人間は一緒にいると刺激を受ける。

俺と山頭さんの捉え方や感じ方で違う部分もある事があっても、重なる部分も多く、何より、1番最後の部分では同じものを見て、感じているのではないかと。
読む人も同じようにオチやら表現を見て、違う部分を感じながらも、最終的な文の裏にある部分・・2009年のV・ファーレン長崎を感じてもらえれば嬉しい。

その時は、多分読んだ人も共犯者となるんではないかと考えたりする夜。

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2009/12/21

俺達が09年昇格出来なかった理由④

さて、そろころ今年の総括を〆る。

今年の長崎は「今まで何とか通用したアマチュア手法の限界」を露呈したと思う。
何故、シーズン前から体制改革を模索していたのか??
それは誰もがそれまでの体制に問題があると感じていたからだ。

改革は急激に進めれば色んな物を壊しかねない。
だから長崎は出来る範囲の最高のスピードで改革を行った。
しかし、そのスピードでは今年の昇格に間に合わなかったという事だ。

何故、昨年の段階で手腕に疑問のあった指揮官を続投させたのか?
何故、リーグがランクアップしたのにコーチ陣の拡充はなかったのか?
何故、監督解任に備えて次の候補の準備が出来ていなかったのか?
 (07年も監督解任→岩本氏緊急就任があっているのに何故対応しないのか?)
何故、強化部は指揮官のコンバートに異論を挟まなかったのか?
そもそも指揮官と強化部でチーム作りの意思統一は出来ていたのか?
何故、指揮官の「采配に口出しして欲しくない」という要望が通るのか?
 (強化部の役割は口を出す事である)
何故、スタジアム問題は確認の上に確認を行わなかったのか?

ザっとあげただけでこれだけの何故が浮かぶ。

それはそのまま、フロントへの疑問点、不信点、問題点を表す。
この疑問点を誰が責任もって答えきれるのか?

今、V・ファーレンという物に求められているのは責任の明確化だと思う。
責任者を特定して責任を負わせるための明確化ではない。プロフェッショナルとして自分の仕事に強い自負を持たせる為の明確化だ。責任のない所には権限も威厳も力も生まれない。危機感が生まれないのだから・・。

活躍出来なければ選手はクビとなる。
勝てなければ監督もクビとなる。
だが、選手選考、監督選定に大きな影響を持つのはフロントである。

現在のV・ファーレンの体制は過去からは考えられない程、風通しが良くなってきている。例えば広報部設立の要望が広報課設置につながったし、署名スケジュール提案も即実行となった。今までも比べ物にならない実行力だ。

だが、それは過去の体制と比べただけで、通常のJクラブと比べるとまだまだ厳しい。個人的な感想だが、今のままのスピードでは来期の昇格にも改革が間に合うか怪しい。更にスピードアップをみんなでしていかないといけない。

今、長崎には佐野達氏が監督として就任した。
強化部は、どんな経緯で、どんな方針で、佐野氏のどの辺を評価して、獲得したのかしっかり説明出来るだろうか?
佐野氏のサッカー観を理解しているだろうか?
草津での佐野氏をどう評価するか?
草津サテライト時代をどう評価するか?

また、あえて言うが、
佐野氏が開幕10連敗して全試合0-20とかで負けた場合や佐野氏に何かあって退任した時の後任は考えているのだろうか?
また岩本氏を担ぎ出して終る気ではないだろうか?

今年のチームは何が問題だったとクラブ自身は認識しているだろうか?
地域密着って具体的に何か?
サッカー文化って具体的に何か?
V・ファーレンが県の象徴となる意味は具体的に何か?

これらをクラブは返答出来るだろうか?

これらを返答出来るクラブになる時、V・ファーレンはJにいるだろう。

どれだけ優秀な選手を揃えても・・それを使いこなすのはクラブの手腕だ。
今年の長崎の11位は妥当な順位
長崎の体制は現時点でそれだけの力しかないという事だろう。

それでも希望はある。
改革が始まり、止まっていない事だ。
改革が始まった・・今年が長崎の本当のスタートかもしれない。
この改革をもっと大きく、そして加速させねば昇格はない。

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2009/12/20

俺達が09年昇格出来なかった理由③

実はシーズン前からチームは体制改革を模索していた。
外部諮問委員会的組織立ち上げ準備に入り、GM的役割を担う人物として県サッカー界の大御所、菊次氏がフロント入りする。

実際、Jを前提とした運営にクラブは戸惑っていた。連絡・準備不足で誤解が生まれサポーターに不満が溜まり、観客数も集計方法が曖昧で実数と合わない。トラブルも増えた。そんな中、監督解任が契機となり、諮問機関としてW会が始動観客数も実数を強く意識、サポーターとの連絡を活発化。東川解任が危機感を生んだんだと思う。

東川さんの後任にはライセンスの関係から大久保さん就任。しかしチームは年齢・立場・人望を考慮し、コーチ就任の岩本さんに指揮を託した。前体制の反省から岩本さんが指揮を執りやすいように植木総司・山本一郎氏がコーチに復帰。だが、大久保さんにとってはやり辛かったようで、JFL前期終了にあわせて大久保氏退任。チームはかなり留意したが、本人は監督就任2~3試合後には気持ちが離れていたようだった。

岩本さんは、コンバートされた選手を元のPOSに戻しサイド攻撃セットプレイを指示。セットプレイの指導は岩本さんが最も得意とするモノの一つだ。相手の癖・守り方、個性を把握し対策を指示。これがハマった。今期の決定率(得点÷シュート数)はセットプレイのターゲットマン加藤が38%で飛びぬけている。2位は有光の19%。いかにこの策が当たったか判るだろう。

堅守はそのままにセットプレイで得点し勝点を稼ぐ。その間にサイド攻撃を熟成させていく・・それが岩本さんのプランだった。実際にプラン通りになった上に、チームにフィットしてきた由紀彦が台頭。岩本さんも厚い信頼を寄せていく。

しかし・・想定外があった。これまでの1.5倍近い数の公式戦は予想を上回る怪我人を出した事である。それは層の薄い左SB、ボランチ、左サイドハーフでハッキリ出た。それでも長崎は必死に踏ん張っていた。それを支えていたのは「J昇格」という目標だった。

岩本体制時の戦い方を総括するなら
時間がない中で採用した原始的とも言えるシンプルな戦術ながら、選手の力が高い事もあって予想以上に効果を発揮。ただ当初からチームプランが東川氏に依存し過ぎた為に、層の薄さが常に付きまとった。
と言えるだろう。

だが・・昇格は断念となった。

Jから指摘された問題点はスタジアム以外、クラブ内で解決可能だった。実際、クラブは対応策を考えていた。だがスタジアム面においてクラブに見通しの甘さがあったのは確かだ。クラブは2月に陳情をした際に手応えを感じていた。だが、それは行政との間に温度差があった。そこが誤算だった。目標が消え、選手の動きは目に見えて悪くなる。

フロントはその後、署名活動を行うなど来期へ向けて積極的活動を開始したが、選手の気持ちは簡単に切り替わらない。各人思う所はあったがJへの意識がまとまりを生んでいた。それが消えた代償は大きかった。更に現場復帰直前まで岩本さんがフロントにいた為に岩本さんの声が更に届かなくなった選手もいた。

前期に苦戦している頃、低迷理由を選手のメンタルと指摘され、「死に物狂いで4位入れ」と言われる事もあった選手からすれば、ここにきての昇格断念はチームへの信頼を大きく揺らがせかねない事だったのだろう。

それでも再び気持ちを見せる選手もいたが・・チームは最後までまとまりを取り戻せずJFL11位に終った。

結局、長崎はチーム作りの段階で失敗し、その後はその場にあわせた対処療法で凌いでいただけなのかもしれない・・。

(つづく)

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2009/12/19

俺達が09年昇格出来なかった理由②

JFL開幕戦、東川さんは去年から採用していた4-1-3-2で挑んだ。
東川さんは4-2-2-2を志向していたようだが、序盤は実績のある4-1-3-2で戦いたかったのだろう。しかし、一つ問題があった。

長崎の選手層は4-1-3-2を戦うには厚かったが、4-2-2-2を採用するにはバランスが悪いものだった。そして、東川さんはこれをコンバートで乗り切ろうとした。この時にフロントは「SBが手薄ならコンバートより補強が計算出来る!」っと指摘すべきだった。

結果的にコンバートは失敗に終わる。
東川さんが1番安定している胸をはった隅田の左SB、右SB飛鳥は開幕戦54分で交代となり、昨年と同じ形に戻り、第4節までそれは変わらなかった。

Kaimaku

更に、コンバートしていた伝は周囲の危惧が的中し、第2節鳥取戦で失点の原因となる。全体的な戦い方でも状況は苦しかった。
サイド攻撃を機能させるにはSBの攻撃参加は欠かせない。

Sb

上の図がSBが絡むサイド攻撃の基本だ。白字はボールとボールの動き。
左図:サイドハーフがボールを持ち 、タメを作ってSBが攻撃参加するパターン。
右図:SBがサイドハーフの位置へ上がり、サイドハーフがそのまま上がるパターン。

下図は09東川体制時の基本布陣だ。

Photo

隅田は右SB時代に比べ攻撃参加が減り、山城や神崎は隅田のフォローがない為にドリブルで切れ込むしかない。有光の長崎での得意パターンの一つはサイドに開き、左サイドの選手の攻撃をフォロー、もう1人のFWへアシストするというものだが・・これでは出来ない。結果、円内にFWが固まり、それが福嶋の動きまで制限してしまう。

運動量の少ない元気をボランチに置くことで渉の負担は増し、元気もゴールから距離があり攻撃に絡む数が減ってしまう。

戦術的に行き詰っていた。コンバートの失敗、開幕スタートダッシュの失敗が重なり長崎は迷走を始めた。数日前の練習で良い動きをしていたという理由で大塚をボランチで使い失敗したり、起用への不満はチーム内外で高まってもいた。

だが、「采配に口を出さないで欲しい」という東川さんの意向に遠慮し過ぎていた上に、大久保コーチはそういった役割はまったく出来ずにいた。結果、東川さんは更に消耗し、大変な状態となっていく。

東川さんは今期、サイドの選手が中央へ切れ込んで攻めるサッカーを狙っていたんだと思う。その上でアリ-福嶋の連携で得点し、近藤らを中心に守って序盤を凌ぎ、連携を高めて、層の厚さを活かして中期に勝負をかける。そんな展開を狙っていたんだろう。

東川さんの「育てながら勝つ」という方針は正しい。コンバートの理由もある程度理解出来る。だが、コンバートの成功を確信しすぎていた感がある。九州リーグでは「試しながら・育てながら戦う」余裕があった。それでも勝てる程、戦力差があった。しかし、JFLでは試し、育てながら戦うのは弱点を抱えて戦うだけで勝てない。

一つ東川体制の不運を最後に挙げれば、「たら・れば」のシーンで常に悪い方の目が出た事だ。開幕戦の武男のPK、隅田の2枚の警告、ホーム初勝利翌週のSAGAWA戦が延期にならなければ、勢いを持続出来たかも・・。それが多すぎた。

10節を目処に進退を決めるとしていたフロントは・・東川さん解任前には様々な所へ後任の打診を行ったが・・残念ながらこの状況・環境で引き受けてくれる者はいなかった。それでも結果・内容から周囲に意見を求め、結果「限界」「変化が必要」と判断した。

こうして東川さん解任が決定した。

結局、育成・コンバート・メンバー固定・セットプレイの弱さっという昨年からの欠点のほとんどが解消されていなかった長崎は去年から殆ど伸びていなかった印象だけを残した。

そして、それはフォローする組織も、サポーターの目も伸びていなかったからという事を意味する。東川さんは目新しい事はやっていない。去年成功した手法を実践しただけだ。それを支持し続投させたのは・・クラブであり、サポーターなのだから。

(つづく)

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2009/12/18

俺達が09年昇格出来なかった理由①

さて、今年も総括だ。

去年の総括① 去年の総括② 去年の総括③ 去年の総括④

去年のこれの続きだ。

まずは去年の昇格決定後からザっと。開幕前の状況までを。

12月に昇格が決定した長崎は早々に「東川続投」を打ち出した。
「昇格という結果」と同時に契約が「昇格の場合続投」となっていた事や、3月開幕のJFLへの準備を考えると後任を探す事はかなり難しかったからだ。GKコーチをはじめコーチ陣の補強も予定されていたが、これは結果的に時間や人材の問題から補強はならなかった。

一方で契約満了や周囲との関係もあって中村重和強化部長が退団。地域決勝前にはチーム強化面で大きな影響力を見せていた重さんの退団、コーチ補充無しが・・東川さんに依存する傾向08年より一層強まった。

既存選手に関しては、絶対に外せない選手を東川さんが指定し、それ以外の選手の交渉は重さんの代わりに岩本さんが担当した。
昨年の時点でJFL突破を想定して集められたメンバーだけに大幅な補強ではなく各POSの強化が補強方針に定められた。新獲得選手に関しては色んな所に声をかけ、確認としてセレクションに参加してもらう事になった。ちなみにセレクションの結果、合格内定の選手はいたが、結果的に怪我などの事もあり正式入団に至らなかったケースもある。

由紀彦の加入は想定外だった。CB起用は色々言われたが、遅れての想定加入だった事が大きい。勿論、「最終ラインからビルドアップする為」と言う理由はあったが、加入時点で固まっていた中盤に動揺を与えず徐々に融合させて行く為の苦肉の策だったと思う。

由紀彦は右サイドの大塚、トップ下の元気とPOSがかぶる。大塚、元気の2人はサポーターの支持もあり、功労者でもある。特に元気はチームのムードメーカーの1人で監督の信頼も厚い。今年も元気が重要な位置を占めると監督は考えていた筈だ。そこに実績・能力で代表クラスの由紀彦が来れば中盤の構想は1から練り直しになる。しかし、是非欲しい。そこでCBとして迎える事で波風を立てずにチームに融合させたのだろうと思う。

こうして、2009年のV・VAREN長崎が揃う訳だが・・

読んで判る通り、かなりの部分で東川さんに依存して、クラブとしてのサポート体制が乏しいのが判ると思う。

2009年のV・VARENはフロントは一気に15名くらいに増えるのだが、この時点ではまだ増えていない。KYU時代の倍の試合数を誇る全国リーグへ初の参戦、更にJリーグ準加盟申請の準備など・・フロントはこの時期これらの作業に追われており、中村強化部長が退任している。
ピッチ上の事が言葉は悪いが東川さんに丸投げになっている部分があった。

丸投げの結果、東川さんの癖・・コンバートをはじめとする育成癖や、メンバーの固定化などが強く出るのは当たり前だ。

更に、昨年のメンバーの多くが残留していた事で昨年のように2月の練習試合で連敗を喫する事もなかった事で、危機感が乏しいまま・・シーズン前を送っていった。

「昇格バブル」・・まさにそれが色んな物を過大評価していたのに、それが指摘される事もなく開幕へ長崎は向かっていった。

実は1年前にブログで2008年の総括を書いたのだが、そこでもサポートの乏しさを指摘した。その状況が1年経っても改善されていない・・いや悪化していると言えると思う。

つまり、チームの所属カテゴリはKYUからJFLへ昇格したが、この時点のV・VARENフロント体制は成長していなかったという事だろう。

ちなみに2008年のシーズン前にクラブと会談した際に、俺がクラブの強化方針の一貫性の無さを指摘し、強化方針の明示をお願いした時、当時の事務局長は「今年から中村部長が強化部に着いて、これからは中村強化部の元でしっかりやっていく」と答えた。しかし・・重さんは1年で去り、俺に返答した事務局長は今、クラブにいない。
これが2008年までのV・VARENの状態だ。

一生懸命やっていればこれでOKと考えるファンはどれだけいるだろうか?

結局、クラブはこの後にJFLの壁、Jリーグの壁の前に苦労し、東川さん解任を機にクラブ改革を本格化させざる得なくなっていく。

(つづく)

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2009/12/17

世界の書評から ~乱世群雄編~

乱世群雄編というサブタイトルに意味はありません。
世界の書評からシリーズが何回目かわからないので数の換わり適当につけただけです。

Footballderby

「ダービー ~フットボール28都市の熱狂~」

フットボールの世界で最もウルトラ的、熱狂部分を象徴するダービー(同一都市内の2チームの対戦、もしくはライバル関係が異様に強い2チームの対戦)のみを語った本。
マンチェスターユナイテッドとリバプールやらボカとリーベルの等のメジャー系からフェロー諸島のB36対HBの対戦などの通系まで28戦を網羅。
著者もユナイテッドの熱烈なサポーターである為に取材は丁寧で読んでて
「あぁ、この人はウルトラとかサポーターとか理解してるな」っと判る。
歴史的経緯とかも書いているが、基本、ダービーにおけるサポーターのみを扱っており、日本の一般のサッカーファンはとっつきにくいかも??

こういうある意味でマニア本が出る欧州のフットボール界と日本フットボール界の文化にはまだ差があるのかなっと考えさせられる。

続いて・・「Football Ultras」
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世界中のサポーターやらウルトラの応援風景をカラー写真で紹介した本。カラーにより値段が高い。だが、それでもカラーで写真を見せたかったと言う所に、著者達の思い入れが詰まっている。

珍しい写真がある訳ではないが、ファッション誌を見る感覚で見ると良いのではないかと。
少なくとも「山雅の応援は」とか「マリノスは」とか今年思った人は、ワールドスタンダードをほとんど知らない人であろうからパラパラっとでも良いから見ると吉。

そして・・これ!
Usikai

「うしかいの左手」

青年漫画誌「モーニング」の第56回ちばてつや賞の大賞作。

この漫画はここにある審査員のちばてつやさんの言葉が全て。
最近、本当に見られなくなったピュアさがある。

ストーリーは最近の漫画みたいに「波瀾万丈の展開」も「予想を裏切る展開」も「息もつかせぬ展開の連続」も「哲学的描写」もない。日常に妙な加減で非日常が振りかけられたようなドラマが展開される。絵も今時の絵と言うより癖のある感じ。

普通、こういった個性型作品は佳作とかになるのに・・大賞を取ったというのが如何に他の作品と異質でズバ抜けた物か判ると思う。

子供より社会人が読むと「何かがあるぞ、この漫画」みたいな気になる。
何かが心に残る作品だ。

この作品、実はVファーレンのスポンサーである山田青果市場の社員さんの作品だったりする。

さて、ある意味漫画つながりで・・トリを飾るのは
F

Lostman

草場道輝「ファンタジスタ」「LOSTMAN」だ。

どちらも評価の高いサッカー漫画だ。
ファンタジスタは王道の少年サッカー漫画であり、キャプテン翼などの路線に近い。
一方のLOSTMANはその大人向けサッカー漫画で、クラブの中のサッカー選手というドラマが展開されている。

更に・・知ってる人は知ってるだろうが、この草場さん・・長崎出身の諫早の人だ。
大学は長大だったそうだ。つまり・・長大の傍の天狗党でラーメンを食べ、長大内のルカンでランチを食べ、諫早の西友で買い物をしたであろうバリバリの長崎人。しかも06年の地域決勝大会でV・ファーレンを観に大分まで来ていたと以前、サッカーダイジェストに載っていた。・・つまり・・思わぬ大物の長崎サポーターなんである。

実に心強い。いつか是非、長崎の物語を書いて欲しいものだ。
その時には幾らでもクラブの内部ネタを暴露して漫画のネタに提供を・・ 是非長崎の良さや素晴らしさを教えてあげたい。

ただ、みんなにお願いしたいのは有名人が長崎のサポーターだったからなどと言って、公認サイトに「俺もあの時大分にいた者です」とか書き込んだり、「長崎サポーターです」とかでメールを送るのはやめてあげてほしい。

彼らは漫画家であって、漫画の感想や漫画家としての自分への意見は大事だけど、サポーターというのは彼のプライベートな部分なので、そこにズカズカ入り込まないように。
例えばスタジアムであってもサポーターとして迎えて、有名人として変な取り扱いはしないようにしたいですな。

っと言う訳で今回は世界の書評から初の漫画を取り上げてみた。

今週中からはまた、真面目トーンで、2009年のV・ファーレン長崎の総括・・「何故、長崎は09年にJリーグに行けなかったのか?」を4回くらいに分けて書いてみたい。

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2009/12/11

1週間前のフットサル大会

書こうとした時に限って、監督が決定したり、かりゆしが解散したりで書き損ねた「ジャパネットたかたカップファミリーフットサル大会」の話題。

正式なオファーを受けたのがいつかよく判らないまま、気付いたら福島ファミリーのR25にエントリーされて出場決定。

当日は、5年前に代表がネタで俺に勧めて来た「KINさん所で2000円で売られていた海星高校で没になっていた幻のジャージ」を身につけていく。

(きっと、代表が突っ込んできて・・ユニークな会話の入り口になるに違いない)

っと前の晩からほくそ笑んでいたら・・代表はスッカリ忘れていて「ダサイジャージ」の一言で片付けられた。
激しく失望し、後で文句を言ったら、「時間差あり過ぎ」と答えられる。

01

仲間内で2チーム作る。

02

以前もフットサル大会に出たら事務局の溝口君に
4年付き合ってきて、初めて、歩く以上の運動をしている所を見ました」 と言われたが、今回も軽くアップをしている段階でグラビアモデル並に写真を撮られ、「あっ!動いてる!」とかまるで死体が蘇ったような言われ方をする。

03

試合の合間にはホーム最終戦で濡れたまんま倉庫に叩き込んでいたダンマクを干す。
我々は試合の合間も休む暇なんてないのだ。

04

昼からはエキジビジョンとしてV・VARENの選手と各チームの選抜メンバーが試合。選抜メンバーには・・元V・VAREN長崎の21番にして重工のエースだった水田月満が!!
月満は容赦なく全力で挑んで久留やら伝やらと強烈なマッチアップをしていた。
普通にレベル高い勝負で面白かった。

仲間内で作ったチームは2位と3位に輝き、こうして、寒い中ではあったがとても楽しい1日となった。

大会後、八戸にサインをお願いする。

05

神様八戸のサイン入り学習まんが「キリスト」!!

この笑顔を見て欲しい。「僕もおすすめしています」って感じの良い写真だ。
ほとんど自叙伝にサインしているようだ。

こういうバカバカしい依頼も笑顔でやってくれるから八戸は愛されるのだ!
まさに正しいローカルヒーローだ。男としての度量に感服する!!、マジで。

さて、この本だが、誰にプレゼントしようか悩む。
MVP投票1位にあげようか?読書好きな阿部ちゃん?最近、本読んでる伝?
いっそ、12月30日に誕生日を迎える三菱重工の根橋監督に友好の証としてプレゼントするのも手かもしれない・・。

この後はViの座談会企画に参加して帰宅した。
楽しい1週間前の出来事だ。

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2009/12/10

かりゆし解散

沖縄かりゆしの解散が決定した。

琉球新報

少しは耳に入っていたが、やはり少なからずショックはある。

ラモスが率い「恐怖の大王」と呼ばれ、ロッソ熊本(現ロアッソ熊本)やFC琉球、そしてV・VAREN長崎と九州リーグで戦ってきた三菱重工の根橋監督をして
「歴代九州リーグ最強は沖縄かりゆし」と言わしめた第1次かりゆし。

加藤久の元で親会社の意向に振り回されながらも勝ち続け意地を見せた第2次かりゆし。この頃の最後の写真が沖縄のスポーツバーカンプノウに張ってある。2007年の本城での俺らと同じ顔をしている。

V・VARENが九州リーグ入りして最初に戦った公式戦の相手は第3次かりゆしだった。
サポーターを裏切り続けた代償に沖縄のゲームでも「かりゆしにホームはない」っと叫ばれたチーム。

どうしようもないサッカーの敵だった「かりゆしグループ」から離れ、やっと沖縄のチームを目指そうとした第4次かりゆし。だが・・遅かった。

去年・・カンプノウで琉球サポーターのBOSSに訊いた。
「かりゆしどうなん?新スポンサーついて上がってくる?」
返ってきた答えは
「新スポンサーは外地の企業。誰が沖縄で責任もってやってくれるんだよ」

今年、かりゆしのサポーターが減っていてアレっと思った。去年、新スポンサー来た頃は結構いたのに・・・。そして噂を聞いた。九州で地域リーグを戦ったチームの人間で、かりゆしに何の感情もない者はいないだろう。

子供は親は選べない。
だが・・サッカーの敵のようなオーナー企業が「サッカーは儲かる」の言葉に乗せられて始まったクラブは沢山の人に色んな物を残して消える・・それは傷であったり、記憶であったり、記録であったり。

沖縄かりゆしの選手達のサッカー人生に幸多からん事を。

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2009/12/09

新監督

現在、年末発売のV・ファーレン本「Vi」の最終作業中でジックリ書けないのだけれど・・

V・ファーレンの監督が佐野達氏に内定した。

まぁ、ほぼ決定って事だ。

佐野さんはコーチ経験が長く監督としては去年1年だけなので監督としてどうかという評価を下すのは慎重にやっていきたいと思う。草津の時のサッカーをやるとは限らないし。率いるクラブ、地域、状況などで監督の打つ手なんて幾らでも変わるし。

ただ、S級を取りに行った年意外はずっと現場にいた事、一つのチームに長くではなくマリノス、湘南、京都、フリエ、草津と複数のチームにいた点を考えると人柄やコーチとしての手腕はしっかりしているという事だろう。長崎に上手く適合するタイプという保障はないが、適合しない可能性はグンと低いと思う。

クラブは先も見越してS級を迎えた訳だし、佐野さんの希望に添えるようなコーチ陣の組閣を頑張って欲しい。そして、希望に添うだけでなくコーチ陣にクラブから誰か入閣させる事も必要だ・・ってかそれが通常の組閣だ。

俺としてもジックリ佐野さんを見て行きたいと思う。

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2009/12/04

仮想現実な ヴぃ・ふぁーれんながさき

リアルなV・VARENは契約更改の真っ最中で色々あるので仮想世界のV・ファーレンを語る。

PSP内のV・ファーレンもシーズンを終えた。

001

途中、吉本哲カメラ目線で悩みを相談しにきたり、

002

V・ファーレン絡みのお菓子といえば唯一無比の「V・ファーレンスナック」の好評さを感じたりしながら 何とかシーズンを終えた。

来期に向けて補強もしなければならない。っと補強リストを見ると「中川雄二」の文字!
国見OBだ!近藤が海外遠征中でGKの層の薄いクラブにとって是非欲しい!獲得だ!

来期スポンサーの契約も行う。

007

長崎で海運商社と言えば「松藤商事」の事に違いない。
きっと予算難のクラブを助けるべく、後援会会長の松藤さんが助け船を出してくれたのだろう。

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その後、イキナリ「オシム」が来る。本人は「フラリと顔を出した」と言うが、長崎に欧州直行便などない!オシムは心臓病の体で欧州から成田、もしくは関空に来てから長崎に来てるのだろう・・。そこまで無理して来てるのに「フラリ」とかない。ツンデレだろうか?

006

さらにその後、知事がワザワザ嫌味を言いにくる。
次の選挙では対立候補を応援してやろうかという気になる。

そして年末、(脳内設定の)事務局の渡辺さんの話では、何とサポーターカンファレンスがあると言う。リアルなV・ファーレンはクラブ創設から5年立っても開催した事がないという「Jを目指すチーム」としては恐らく全国唯一のクラブなのに、仮想現実の世界ではイキナリ会議室みたいな所でやっている。今のクラブハウス内でも良いのに…何ならタツエイとかでも。

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この俺に向かって、こんな口をきく長崎サポーターのてめぇは誰だ!?
お前が頑張れ!!

009 

サポーターズカンファレンスではサポーターが好き勝手な要求を言ってくる。リアルなら俺も言うだろうが、言われる側だと「良いから金くれよ」っとニートが親に小遣いをせびるような思考が浮かぶ。

2年目に入ると監督が「●●選手が上手くチームに馴染めないようで困ってます」な事を言う。だが…数が半端ない!所属25名中、20名以上だ!
これは選手が馴染めてないのではなくて、グラサンの怪しい風貌の監督が単に嫌われているのではなかろうか?

これはいかん。
至急、フロントの岩本さんや菊次さんと相談だ。とりあえずグラサン監督の様子を見る。イザとなったら練習に口を出そう。やはり伝統の練習として、「たぬき山までランニング」、「ししゃも」などは必要だろう。

2年目に向かうとチームを取材する女性が来た。

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誰だろう?こんな「ドリルもみあげ」な髪型の人は知らないぞ・・。
NIBの今村さんか?NBCの舞ちゃんか?はたまたKTNの春山さんか?いや、かぼちゃテレビか?今村さんは最近スタッフ側だし、名前を考えるとやはり舞ちゃんか?春山さんも非常に俺の中では好感度高いのだが…。

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さらに奈海ちゃんがスタジアムでフリーペーパーを配っている。
ナガサキスタンダード、プロビンチア後の3代目のフリーペーパーだ。名前は何だろう?やはり、銀行員の娘だけに「行友」とかだろうか?母が愛した「ジャスコ」かもしれない。
きっと、美桜ちゃん達も一緒に作っているだろう。
(事務局の)渡辺さん(という脳内設定)も関心している。頑張ってほしい。

こうして我がPSP内のV・ファーレンは嫌われ者のグラサン監督と熱心なサポーターと共に2年目に漕ぎだした。

勿論、八戸も2年目のJリーグを迎える。

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