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2010/09/15

判り易い構図

『ボウリング・フォー・コロンバイン』(Bowling for Columbine)
2002年製作 米 監督:マイケル・ムーア
1999年、アメリカのコロンバイン高校銃乱射事件を題材としたドキュメンタリー。関係者へのインタビュー等で構成される。

犯人が熱烈なファンであったが為に、事件後にその影響力を指摘されて批判された歌手マリリン・マンソンへのインタビューシーン。

マンソン
「ガキの頃 音楽は逃げ場だった。音楽だけは決めつけをしない。服装が悪いとか言ってレコードは怒鳴らない。逆に肯定してくれる。なぜ俺が攻撃されるのかわかるよ、俺を犯人にすれば簡単だからだ。つまり俺は”恐怖”のシンボルってことさ。皆が恐れるものの象徴なんだ。言いたいことも言うしな。」

「あの悲惨な事件には副産物が2つある。娯楽における暴力と銃規制の問題だ。この2つは秋の大統領選挙の争点とうまく重なる。しかも人は忘れている・・大統領のスキャンダル(当時の大統領の不倫問題)やよその国を爆撃していることを。」
「そりゃ 俺は悪者さ ロックを歌っているからな。でも影響力はどっちが強い?俺は大統領と比べ物にならない。」

ムーア
「あの事件と同じ日、米軍がコソボで最大規模の爆撃を行ったのは?」

マンソン
「ああ、知ってる。まったく皮肉だよ。大統領のせいで事件が起きたとは誰も言わない。メディアの望む恐怖の生産法と違うからだ。」
「人は毎日テレビのニュースを見て恐怖を詰め込まれる。エイズに洪水に殺人事件、パッっとCMに切り替わって”コルゲートを買え 息が臭いと嫌われる”、”ニキビ面だと女の子とモテない”・・まるで恐怖と消費の一大キャンペーンだ。」
「経済の基盤はそれだと思う。恐怖を抱かせて物を買わせる・・突き詰めればそういうことさ。」

ムーア
「コロンバインの生徒や、あの町の人々に話すとしたら何という?」

マンソン
「何もだ。黙って彼らの話をきく。それが大事だ」

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