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2011/09/29

美しいV・VAREN長崎史~第2版~ その②

10/2 OB戦 記念で4日連続でV・VAREN長崎の歴史を振り返る。
2009年のスタジアムフリーペーパーに連載した「美しいV・VAREN長崎史」の再編版!

 補強に難航するの中、小嶺にはもう一つの補強ラインがあった。国見高歴代最強の一つに挙げられる2000年度の通称「三冠チーム」。この世代が、大学卒業を目前に控えていたのである。三冠チームの主将だった田上渉は大商大で主将兼エースとして活躍し、JFL「HONDA」から誘いを受けていた。そこへ長崎から連絡が入る。渉は「夢」へと賭けた。そして、三冠世代のみならず他の国見OBも次々と集められていく。補強選手は8名。主将も宇土から宮崎真吾へ引き継がれた。決戦は1月15、16日。鹿児島中山!

 2005年1月。九州各県決勝大会に臨む有明SCには2つの好条件があった。1つは「JFLレベル」と言われていた沖縄代表「FC琉球」が別ブロックになった事。もう一つは前年に九州リーグからホンダロックがJFL昇格を果たしていた為に入替戦が免除された事である。この時に入替戦が行われたとすれば対戦相手は三菱重工長崎。県民感情を考えれば入替戦の有無は大きい。

 「有明の代表として出られない選手の分も頑張る」
宇土前主将はそう語り会場の鹿児島へ向かった。その頃、鹿児島に向かう別の男達がいた。サポーター団体ULTRA NAGASAKIの前身「クラブ・アトレティコ長崎」である。

「長崎にJリーグを」
2005年1月15日。鹿児島中山の各県決勝大会会場に手書き横断幕が張り出された。チームの名前が響く。

「ア・リ・ア・ケ!」

「有明SC」の伝説的な2日間が始まった。

 初戦の相手は「七隈トンビーズ」。プレッシャーから動きの固い有明に七隈は猛攻をかける。特に右サイドは何度も突破を許し、DF木原、そして渉が必死にカバー。だが24分、右サイドを駆け上がった石本がミドルシュート。七隈のGKが弾いた所に主将のMF宮崎が詰め先制!「いける!」固さの取れた長崎がリズムを掴む。55分、途中出場のFW内田のスルーパスにスピードスター林が抜け出し2-0。快勝。

第28回九州各県決勝トーナメント1回戦
○有明SC 2-0 七隈トンビーズ●
GK:三宅 DF:町田 木原 前田直 石本
MF:原田 渉 宮崎 八戸(島村) FW:林 松本(内田)
(得点:宮崎 林)

翌16日、九州リーグ入りを賭けた準決勝「熊本教員戦」。勝てば昇格、負ければ「1年の雌伏」を余儀なくされる決戦。運命のホイッスルが鳴る。

(つづく)

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