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2011年10月

2011/10/29

11/3義援試合でのコバルトーレ中島プロジェクト

V・ファーレン長崎支援会のブログに書いてある通り、

V・ファーレン長崎支援会ではV・VAREN長崎に所属する中島礼司選手の展開する東日本大震災への復興支援活動

「コバルトーレ中島プロジェクト」

への支援活動を

11月3日(祝・木)
東日本大震災義援試合
JFL第3節「V・VAREN長崎 vs Sony仙台」(佐世保)


の試合会場で開催!

「手の届く範囲だけでも、自分の出来る範囲で助けたい!」

というプロジェクトに賭ける気持ちに応えたい!

当日は支援会でコバルトーレ中島プロジェクトのチラシを配布。また、配布しているスタッフは制作費等以外は全て義援金となるコバルトーレ中島プロジェクト義援ステッカーを所持。興味のある人は声をかけて欲しい。

プロジェクトは皆でしっかり支援するから、一切、プロジェクトの事を気にせず、中島選手にはしっかりピッチに集中して欲しい。

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2011/10/26

2011V・VARENアカデミーセレクション第1日

土曜に佐世保でV・VARENの試合を見て、
日曜に島原で高校選手権を見た後に長崎市で秋刀魚パーティをして・・
10/24の月曜日の夜・・俺は諫早に居た。

だって、V・VARENU-13のセレクション第1日目だから。
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これまでと違い、今年のセレクションは3週に渡って行われる。
1次、2次とかではなく、まずは全部1次らしい。
確かにこれなら日程を自分の都合に合わせやすい。

その為に昨日は例年に比べて半分程度の数の参加者。
でも、減っているのではなく、次週また次の参加者が来る。

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色んな人が異句同音に口にしていたのだが・・
最近の子供達は本当に上手い。技術が高く洒落ている。器用な子が沢山だ。声も良く出ているし、指示も中々に本格的だ。でもやっぱり天然で「うわ!こいつ何?」と思わせるような規格外って中々いない。

トラップもまだ下手だけどエラク足が早いとか、
コースは滅茶苦茶だけどシュート打ったら大人顔負け威力とか、
ヘディングの競り合いだけは常勝不敗とか・・そんな規格外が見てみたい。

とは言え、レベルが高い原石を見るのは楽しい。

来週はどんな子がいるだろう?
来年、この中からどの子が青とオレンジのユニフォームに袖を通しているか楽しみだ。

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2011/10/25

2011選手権2回戦を見たりした週末

高校選手権

日曜は土曜日の試合で荒れてしまった心を癒すべく・・朝から島原の高校選手権2回戦へ向かう。

「海星vs島原工業」
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海星の前3人の圧力はかなりのもので、数年前の深町とか居た時の日大を思い出す。海星は春田君も良かったが村下君が良い突破を見せていて印象に残った。島原工業は守備ブロック作って時には5バックにして守りを固めた上でカウンター狙い。でもこのカウンターがエラク鋭くて海星に簡単にやらせはしなかった。1-3の敗戦だが健闘したと思う。

「総附vs長崎北」
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総附がエグイ位に力強い。相手に当分は勝てないと思わせるような捻じ伏せぶり。サイドをダイナミックにつなぐ走るフットボールは単純な放り込みとは次元が違う。迫力のあるチームだ。バルサがどうのこうの言う時代にあってもブレない。やはり継続と言うか信念と言うか・・やはり凄い物は凄い。9-1で北高を打ち破った。

対する北高は完全に捻じ伏せられ・・終盤には高総体後も引退を先延ばしして唯一の北高3年生として望んだ寺田君が退場した。寺田君は国体でも活躍したこの年代屈指のDFで近年の北高躍進を支えてた名手だ。それだけに最後の選手権で退場は悔しかっただろうな。また次のピッチで見たいものだ。

「島商vs平戸」
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島商伝統のサイド攻撃が鋭い。やはり武器を持っている所は強い。そういうベースがある所を伝統校と言うんだと思う。サイドがもう上がって攻め込む全体で配置されている。名ウインガーを輩出してきた所だけに自信があるのが判る。平戸も決して弱い訳じゃないけれど、同じ布陣、同じサイド攻撃で島商とぶつかるとキツイよなぁ。2-0で島商が突破。

「南山vs大村」
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南山の攻撃陣が呆れるほど・・速い!あれだけ速いとちょっと大村も止められない。県内でもあの攻撃陣の速さを止めきれるのは数校くらいじゃないだろうか?南山の7番の子の動きがかなり良く、「あれは良いわ」と思っていたら・・本田琢人君だった。確か小6の頃とかも全国のフットサル大会で得点王か何か取った子だ。これで1年とは・・先が楽しみだ。南山は6-0で2回戦突破。

と、ここまで見た所で、水辺の森で皆と秋刀魚パーティなので長崎市へ戻る。水辺の森でアラカブ釣ったり、秋刀魚食べたりしながらまったりと過ごし解散。

中々にタイトなスケジュールの週末だったがいい感じでリフレッシュできた。
さぁ、週末の香川行きの準備を整えよう。

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2011/10/24

2011JFL後期12節 長崎vs高崎のこと

試合内容は期間限定をどうぞ。

さて、この日は関東から熱心なファンのHIDEMIさんを空港で拾いスタジアムへ向かう。HIDEMIさんは本当に何度もホームへ足を運ぶ。それは俺らがアウェイへ何度も足を運ぶのと同じ事で、長崎~アウェイの移動が、それを継続するのがどれほど大変か理解していると言う事だ。正しいアウェイ在住ファンのあり方だ。

会場では色んな人とアレコレ細かい系の打ち合わせやら世間話を行う。

今季は勝手にスタジアム前衛芸術チーム”KUGYOU”と名乗り、天皇杯でも坂井君ショートコント「集会」などやったりしている。この日は美咲ちゃんと2人コレオをやる。訳わかんなくても何か新しい事をやりたいのだ。ちなみにコレオは一度 「"翔" "馬"」の予定が「"馬" "翔"」となってしまったが・・まぁ、成功だ。成功と言い切れば成功なのだ!!!

さて、試合・・。
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ずっと相手のターン!!!! 


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昨日の内容では多分10回戦っても高崎に勝てなかったと思う。

前に天皇杯2回戦を「クラブ史に残る屈辱の試合」と書いたが、この試合も内容や一体感という意味でそれに劣らぬ悪さだった。Sony仙台とのアウェイの試合を見た人によると「それでもだいぶマシになってた」と言うレベルだったそうなので、注目度が低くて話題にならないだけで現状は大変な事態となっている。

J1やJ2をウロウロしているチームのサポーターが座り込みをしたりバスを囲んだニュースを聞く度「あぁ、もうそんな時期か。そろそろ年賀状との事考えなきゃ」と思うのだが・・正にそれレベルな苛烈な反応があっても構わない状態。

ただ・・一つだけ付け加えると・・
俺の周囲に居た人は皆知っているが、俺は天皇杯後にブチ切れた。その後のチームにもブチ切れていた。内容が明らかに悪く、SGAWA戦以降完全に気持ち的にも??になっている事に・・。キレてる俺を「あいつは怒り屋なだけ」などと言う者もいた。

そういう流れ的な物を見きれない環境ではチームが自ら気づかないと危機は未然に防げない。今の状況は俺ら周囲含めてクラブ全体で作った負の流れ。そこは考えてやっていきたい。

さて、リーグ戦は終盤に入った。相手が対策を打ち出し、今までと同じ戦い方では勝てなくなる。怪我やコンディション調整の問題もある。それはどのチームにも平等に訪れる時期で決してV・VARENが弱い訳ではない。SAGAWAも長野も苦しんでいるのがその証拠だ。

この時期を乗り切るには

・安定した守備と攻撃のバリエーション
・苦しい時に個人で打開するエースやゲームを知っているベテラン
・精神力
・監督の手腕や裁量

が大きな鍵となる。

長崎は攻撃的フットボールを選択し指揮官も「攻撃>>>>守備」を重視している。守備の安定はCBやGKの個人技量だけでは限界がある。

なら残りの3つの高めるしかない!

エース有光、ベテラン由紀彦に求められる物は非常に高くなり、「良い」程度の働きでは困るのだ。同点ゴールの時点で由紀彦に寝られては困るのだ。それほど、彼らは重要で期待される・・言うなれば「選ばれた選手」なのだ。

メンタル的にも落ちているとサポーター達が感じているのは気のせいか?例え一体感があったとしても周囲に伝わらない程度では現状を打開出来るとは思えない。

そして指揮官も問われる。佐野達は間違いなくJFL屈指の指揮官だ。強化手腕もしっかりしている。だが、この苦境を打開出来るかどうかで更に1ランク上の指揮官であるかが示される。

ここをどう乗り越えるか・・

周囲が勝手に崩れていって何となく乗り越えるのか?
運で乗り越えるか?
地力で乗り越えるか?

今がこのチームが本当に1ランク上に上がれるか瀬戸際だと思う。

総力を挙げて突破出来ると俺は信じている。

近藤がうるさいぐらいにコーチングして、藤井がエースを抑え、崔や橋本が体を張って、山城が走り回り、持留が綺麗なトラップを見せ、杉タクが何度も駆け上がり、由紀彦や松岡が綺麗なクロスを入れ、熊谷や神崎がドリブルで上がり、中山は翔馬が相手DFとガンガンぶつかりながら有光が得点を挙げる!ベンチで佐野達と堺陽二が顔色変えずに握手する。

そんな長崎を俺は見たいんだ。

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2011/10/17

日曜なので百花台へ練習を観にいく。

土曜のアウェイSony仙台戦は所用で行かなかったので、日曜に練習を観にいく。
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セブンイレブンのおでんを食べながら見る、佐賀大学とのTM。
前日のSony仙台との試合内容は相当に悪かったらしく、どんな感じかと思って見た。

良くも悪くも大人みたいな態度のチームだ。

横に座った坂井君が呟く・・「俺が練習を見に来た次の試合を勝った事がない。」
不吉極まる発言だ。その癖にこの人は俺に対して「貴方が声をかける選手がドンドン不調になっている」なぞとのたまう。俺が訴訟王国アメリカの人なら訴えているだろう。
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Sony仙台に出場した時間の多かった選手などは軽いジョグとかだが、中島などが出場していて楽しめた。11/3の東日本義援試合でチャンスを狙っている事だろう。

練習後、堺コーチに「A級ライセンス受講頑張って下さいよ」と声をかけた。

現在、V・VARENでは武男がB級、堺コーチがA級をクラブから取得に行っている。
行きながら指導やフロント業務をやっている。彼らが長崎の明日になる日が楽しみだ。

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2011/10/11

2011天皇杯2回戦 長崎vsヴェルディのこと

試合内容は期間限定をどうぞ。

さて、天皇杯だ。

今回もはち蔵号で向かうのだが、雄二さんと聖子さんは飛行機で10日の朝入り。はち蔵号を借り福島家美咲ちゃん、コータ、wakiさん坂井君と東京へ向かう。坂井君は不参加予定が練習場で哲ちゃんに「応援お願いします」と言われたので急遽参加。この人は社交辞令を信じて有頂天になる人だろう。結婚詐欺にあわないか心配だ。

夜通し車を走らせ渋滞に捕まる事もなく東京着。

駒沢だ。

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早め着いたのでスタジアム前衛芸術チーム”KUGYU”として坂井君とショートコント「集会」をやったりする。ちなみに長崎はチーム結成7年でジャイアントキリング”0”。ヴェルディは6年連続天皇杯初戦敗退。ある意味サイバイバルだ。

さて、試合内容だが正面から小細工無しで挑み粉微塵に粉砕された。佐野さんからすれば前に出て徹底的に攻める。その結果叩き潰されても構わない位の意識だったと思う。

ヴェルディの出来は悪くチャンスは多分にあった。選手の動きも中々で先制成功。しかし、セットプレイの守備の弱さはヴェルディの出来の悪さや流れ全てを吹き飛ばす程の物で、チャンスを自滅するかのように手放してしまった。
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後半、ヴェルディはサイドを好き放題に蹂躙。前半は拙攻に過ぎなかったFWを縦に走らせるショートカウンターもサイド攻撃が加わる事で脅威に変わり、セットプレイでの立て続けの失点が苦手意識を呼ぶ。崔がやや厳しい判定で退場した後、残念な事に守備の軽くなる選手がいた。ボールを簡単に蹴る軽いプレイは見たくなかった。
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佐野さんは最後まで攻撃的に行った。それが火に油を注ぐ結果になった点は否定出来ないが、指揮官が選手の自信喪失を覚悟してでも行った采配であれば評価はともかく支持はする。個人的には玉砕上等!と思う。しかし、選手の気持ちが切れれば意味はなく、ましてや悔しさを一過性でしか感じなければ屈辱しか残らない。

昔、KYU昇格決定後にサブ主体で琉球に挑み0-8で負けた。翌年に勝つ迄その事は誰も忘れなかったし、0-8は今も語られている。JFL優勝とはJ2並の実力が目標と言う事だ。1-7。ずっと改善を謳うセットプレイでの4失点。それは俺らがそう思わなくても「10年勝てないと思わせる勝ち方」。クラブ史に屈辱の記録はあるものだが昨日の試合は正にそれだ。

ドイツW杯でブラジルに完敗したのに日本人は笑顔だった。選手・W杯を見れた…その中でずっと彼らを追ってきた者は怒っていたが少数派に過ぎなかった。俺はキレてた。「悔しくねぇのかよ」「俺達の黄金世代がブラジルに情けまでかけられて悔しくねぇのかよ」シドニー五輪で中田ヒデがPKを失敗した時、実況が「日本敗退」と言い終る前にTVを消した。布団に潜り込んだ。一切フットボールの話題にふれられたくなかった。

日本代表ですら感じた悔しさ。長崎でそれを感じない訳は無い。
真っ向勝負に異論はない。選手もよく頑張っていた。玉砕にも悔いは無い。それでもハラワタが煮えくりかえるほど悔しい。

俺の近藤が地面を叩いて悔しがるのを見るのは余りに悲しい。中井が山城がズルズルと押し込まれ、神崎が必死に前に走り、山内が喰らいついてるのに追いつけない。アリが、翔馬が、雄大が泣きそうな顔で頭を下げるのを見るのは屈辱の極みだ。

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ヴェルディが試合後に勝利のチャントを誇らしげに歌っている。

黙ってただ黙ってピッチとヴェルディ側のスタンドを見つめた。

試合後、出来の悪い試合に監督が説教したそうでヴェルディの選手は暗い顔でバスに乗り、勝利チームと思えない早さで競技場を後にした。俺は帰りは飛行機なので、羽田まで皆に送ってもらい長崎に戻った。

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2011/10/08

何の為の祭りなのか??

さて天皇杯だ。非常に楽しみなばかりだ。何故そう思うのか?

それは今の長崎にとって祭りだからだ、TVの30分アニメが劇場版になる「ドラえもん のび太の○×」みたいな。劇場版はドラマチックだ。困難を前に暴君ジャイアンは頼れる力持ち、嫌味なスネオは知恵者に、グータラのび太は勇敢な少年となる。

だがこれは劇場版だけが許される展開だ。普段は(稀に例外はあるが)ジャイアンは凶暴で、スネオはズルく、のび太はグズだ。ドラえもんはこの設定で成り立っている。暴君・嫌味・ドジ無しにドラマは起きない。

V・VARENの日常とは何か?ホームに存在する事だ。人口140万の県民所得全国44番目の過疎化の進む街に存在する事だ。

V・VARENの現平均観客動員は約1500。この1500が入場料を払い、買い物をしクラブへ流れていく。アウェイで数万人がV・VARENの応援に来ても観客動員・売上げにはならない。

ここで岡田武史前代表監督の言葉を紹介する。
「ファンはお金を払って感動を買う。サポーターはチームと共に闘う中で感動を得る」
共に闘うとは何か?

俺は時々こう言われる。「それはサポーターがやる事じゃない。」、「試合の応援が本分でクラブの決定に口出しするな。」、「声出して飛ぶ奴だけがサポーターじゃない!」。
ではサポーターがやる事とは何か?

サポーターが他競技のファンと最も違うのは「試合観戦者ではなく試合当事者」である事だ。サポーターはクラブと自分を同一視する。「俺らの誇り」「俺達長崎」。チームの当事者であるサポーターの闘いは自然とクラブの目標と重なる。試合・運営・地域に浸透していく事。

当然だ。V・VARENは”長崎に根ざしてフットボールを展開する”為に作られた。それを支持したからサポーターになった。”試合の応援さえしていればOKという考えは、選手が試合だけやればOKと言うのと同じだ。

長崎と言う街に対して何が出来るか?
フットボールで何が、フットボールに対して何が出来るか?

これがV・VARENの目指す事であり、これを継続する為にビジネス化や良いフットボールや地域密着をしようとしているのだ。

クラブ作りは箱庭作りに似ている。クラブの枠組みを作り、その中に付加価値を飾り付けて運営していく。大きくなる時は、それまでの枠組みを壊して外部から新しい風を取り入れる。これを繰り返して発展していく。

どんなクラブにも土台の枠組みは存在する。だが上を目指す時に枠組みを壊して広げざるえない。Jを目指すクラブがフロント中核に中央やJから人を招く事が多いのはその為だ。だが長崎は小嶺先生という巨人が存在した為に外から招かないでJFLまで来れてしまった。その為に長崎は常に箱庭の問題を内包していく事となる。

クラブもその問題を打開すべく色々な手を打ったが最終的に痛みと引き換えに新しい風を取り込む事を選択した。

俺は昨年、アウェイのスタンドへ長崎の応援を呼びかけた、俺を知る人間が見れば意外に思うほどに。最初のアウェイでは関東在住のULTRA2名以外は誰も一緒にやらなかった。それでも俺は呼びかけ、「関東には応援文化がある。」「アウェイの方が楽しい」と公言し続け、最後には15名を超える人間が一緒にやるようになった。新しい風を取り込めたと思っている。

現在、クラブは新しい風と共に2度目の箱庭作りを行っている。アウェイの応援も次の段階へ向かう次期に入る時だ。

こないだのアウェイは”長崎”を応援する人以上に選手を応援する人が多かった。選手を応援する人を長崎を応援する「長崎と共に闘う者」に変えて行く事が肝だ。

せっかく生まれたエネルギーはちゃんと対象(長崎)へ向かわねば消えていく。アウェイで長崎のファンになったら次は・・たまにでも長崎へ試合を見に来るようになってほしい。

現在、長崎でくんちがあっている。
TVで見て、他県のイベントに参加した蛇踊りを見て、くんちを体感したと思われると踊町の人間として不本意だ。くんち期間中に実際に長崎に来て体感して欲しいと思う。

選手の出身地は様々だが、クラブにいる彼らは全員、俺の長崎だ。クラブとは選手・フロント・ファン全てが含まれる。出身・居住地はではなく”長崎と共に闘う”かが問題なのだ。一人でも多く”長崎と闘う者”にする事が俺が目指す物だ。

願わくば”新しい風”を”次”へ切り替えて欲しい。少なくとも人を先導しようと言うなら、そこを強く意識して欲しい。

明日の天皇杯は劇場版だ。
きっと頼りになるジャイアンや知恵者のスネオがそこかしこで見られるだろう。それで良い。

だが、あくまでも劇場版だ。そこで終われば自己満足だ。

俺達の日常は2週間に1度、長崎の地で行われる。長崎に興味を持った人に1人でも多く長崎の地で長崎を体感して欲しい。

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2011/10/06

世界の書評から ~テリーマンは報われない編~

俺が読んだフットボール関連本を紹介する「世界の書評からシリーズ」。
サブタイトルは毎回適当についけているので余り気にしないでもらいたい。

まずはコレ。

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欧州サッカー批評

特集の「バルサへの挑戦状」は識者が語るバルサ攻略法を通じ、現在の最先端であるバルサを解き明かそうとする物。どれも的確に分析してるんで、結論が似ていて段々同じ文章を読んでいる気がする。「バルサを倒すにはバルサ化するしかない」とか余り続くとちょっとキツイ。

一応、バルサと違うスタイルとして、放り込みで活躍するストークシティのトリビューリュ監督のインタビュー等は面白いのだが、スウォージーやハンブルガーSV、リバプールの記事は殆どバルサと関係なく無理にくっつけた感じ。その権化が「カッサーノ」のインタビューでバルサとか殆ど無関係。「ミランが俺を変えた」と行ってる数行後にはセードルフやガットゥーゾをおっさん呼ばわりしてて何も変わってない。素敵だ、カッサーノ。

バルサ礼賛がやたらと多いけれど、欧州系好きな人はどうぞ。


続いては・・
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社長・溝畑宏の天国と地獄

圧巻な良書!推薦する!文字通り、元大分トリニータ社長である溝畑氏が大分にやってくる所から始まりトリニータを去るまでのノンフィクション。木村元彦氏の丹念な取材が光る。

官・民が支持していないのに強引に溝畑主導で作られ、20年の間に通常の会社では信じられない破綻経営を行い、ナビスコを制し、手法に賛否ありながら溝畑という巨人によって生み出されたトリニータ。0から生み出すには不可欠なエネルギーの塊のような彼が必要だった事が判ると同時に溝畑後を作らなければトリニータに未来はなかったんだろうなと思う。

ナビスコを制した際には、長崎でも大分の現状を調べようともせずに手放しで「大分に続け」「地方の星」ともてはやした人が大勢いたが・・今、彼らはその事も忘れているのだろうなぁ。そんな彼らに是非読んで欲しい。と同時に、トリニータの過去に比べれば長崎が何と周囲の理解に恵まれていたかがよく判る。

ちなみに04年の末、V・VAREN創設準備中、溝畑氏は準備委員会に招かれて講演を行っている。その頃、この本に書いてあるような状況を長崎はどれ程理解していたのだろう??

賛否両論な人物を中心に据えた為に賞的なものはないだろうが・・読んどけ!
損は絶対させない。


続いて・・
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サッカー批評

お馴染み、サッカー批評。特集は「日本はバルサを越えられるか」。

・・・またバルサか。

今のバルサは確かに歴史に残るチームであり、今、生で見ておけば10年もしない内に絶対に「良いなぁ、あれを生で見れたんだぁ」と言われるレベルなのは判るが、欧州サッカー批評と一緒に読むとちょっと・・。

それより、この号の白眉はミカミカンタ、木村元彦、海江田の3氏による記事だ。ここ最近、サッカー批評はジャーナリズム的素養が強くなっているのだが、、この3本は正にジャーナリズム炸裂!東電、Jヴィレッジ、震災・・それを全て結びつけるフットボールを丹念な取材で追う木村氏、完全に伏魔殿化しているJFAの体質や組織の矛盾点をしっかりと突き、下手なアクション小説よりドキドキするミカミ氏の田嶋専務理事へのインタビュー。日本代表でありながらヤタカラスを背負う事の出来ない代表チームを追う海江田氏の記事。

どれも、取材対象の選定と良い、しっかりと地に足のついた取材と良い、ジャーナリストとしてのポリシーと良い・・正に良記事。優れた読み物で1度読んで色々と考え・・考えてはもう1度記事を読んで考える。日本がバルサを超えるよりもっと知らなければならない事、考えなければならない事があるんだと思える良本!

そして、今回のトリはこれ!

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最近、競技場や練習場で仲良くさせて貰っているミスミさんに貰った「サッカーダイジェストワールドカップ特集本!!」。俺が最も好きな時代の3冊だ。めくるだけで憧れ続けた俺にとっての伝説が・・。ネットも海外フットボールの放送もなかった時代・・不便だったからこそ美しく、楽しく、幻想的だったフットボールがここにはある。しっかり読み込んだり、写真を眺めたり・・多分、無人島に本を持っていけるなら俺はこれらを持っていく!!

ミスミさん、ありがとう。

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2011/10/04

2011 10/2V・VAREN長崎OB戦のこと

さて、今日は昨日書いた通り、10/2のもう一つのメインイベントOB戦だ。

7年のクラブ史で初のOB戦!
OBとはクラブの歴史そのものだ。OBを省みないクラブは歴史を顧みない。歴史を顧みないクラブに未来などない!!!!!
前夜、喜びの余りか熱が40度を越えるという有様だったが、OB戦に向けて燃えに燃えている俺のハートは40度の熱などモノともしない!!

OB戦ドン!「国見FC vs 有明SC」

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そして「V・VAREN長崎OBvs有明SC」

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武男や竹村や加藤は無論・・平原がいる。松浦がいる。宇土がいる。モンゴがいる。涼がいる。誉がいる、大塚がいる、たーがいる、橋本がいる、吉田が石本が前田直俊が、福田が豊さんが、小田幸司が・・そして田上渉がいる。主審は菊次専務だ。線審は枝折君達で・・束の間ユニフォームに着替えた岩本専務が走り・・今回のOB戦の立役者である林田さんが何度もダッシュする。
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平原が武男の出すボールに容赦なく上がり下がりを繰り返され、「平原バテテねぇかー」と声かけると笑いながら手を振る。誉が笑顔でディフェンスに行って股を抜かれてちょっとアセる。やたらとコンディションの良いたーがCBなのに面白いくらい攻撃参加する。GKやってるモンゴを見て「あっ!ウチでGKとしてプレイするのモンゴ初めて!」と気づく。

本当に素晴らしい時間だった。

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決してスムースな運営ともアクロバティックな試合とも違う・・でも終始みんなが笑っている。1対1の勝負の場面でも、転んでも・・笑っている。スタンドには最近見かけなくなったファンの顔が久々に見える。最高だ。
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俺達にとって最高の試合だ。歴史そのものだ。試合後にこの日の出場選手全員のサイン入りユニフォームが15枚限定で売りに出された。即買いした。

そして・・帰りにフト売店に「限定ユニフォーム全部売れました?」と聞いたら「1枚売れ残りました。サインが無かった奴だから」と言う番号を聞いた「5です」
5は実は参加予定だった税所がつける番号だった。だが、前日に急遽参加が無くなった為に空いた番号だ。税所がつける筈だった番号・・それも即買いした。

この日、どうしても来る事が出来ないあるOBの元へ。「メッセージをボールに書いて下さい。」そう言ってそのOBを覚えているファンへ武男がボールを預けた。
いつか彼が・・またピッチに立つ日が来る事を祈りたい。

試合後、渉と会ったので握手をして「プレースタイル変わったろ?」と言うと渉が「やばいっしょ!」と言いながら笑った。とても良い笑顔だった。
渉が長崎から去る時の事を色々知っているだけに・・渉が笑顔で長崎にいる事が物凄く嬉しかった。きっと、今、大分でもHOYOでも仕事もフットボールも充実しているんだろう。だからこその笑顔なんだろうと思った。

フト見渡すと、大塚がたーが、小田幸二が昔なじみと会話してる。
本当に、本当にそれが嬉しかった。

他のJリーグのチームのファンが見れば何の感慨も抱かないだろう。
でも、長崎で長崎を背負ったスターが本当に大切にされる。
それはV・VAREN長崎にとってNAGASAKI'S FOOTBALLにとってとても大切な事だ。

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2011/10/03

2011JFL後期第10節 長崎vsロックのこと

例によって試合内容は期間限定をどうぞ。

そしてOB戦については明日ジックリと・・

さて、試合だがロックのペースでの試合だった。
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佐野さんのフットボールはレシャック監督時代のフリエの影響を強く受けている。レシャックのフットボールに佐野流の強気なアレンジやトレンドを取り入れているのが佐野フットボールの根幹だ。

その為、中井の役割はハッキリしている。DFからボールを受けて攻撃に入る起点であり、その為にボールを失わない事」「パス能力」「ゲームバランスを見る目が求められる。ゲーム序盤は相手も元気でピッチにスペースは少ない為にパスや戦術眼よりボールを失わない事が求められ、後半にスペースが生まれればパス能力が生き易い。後半、チーム随一のパスセンスを持つ岩間が中井のPOSに入るのはその為だ。
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だが、この日のロックは出足鋭く中井に寄って激しいマークを見せた。ボールを失わない役割の中井の所でボールを奪われれば、チームは機能しない。好調山内もボールが回らず苦戦。
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しかし、後半、ロックの出足が落ちてきた事でようやく息を吹き返す。
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ちなみにアリは前半の問題点に気づいており、後半は3列目まで下がって挽回しようとしていた。ただ、アリ自身は昨日は後半の攻勢まで珍しく動きが良くなかった。

後半、アリがPKを外すのだが、指揮官はここで一気に勝負を掛けた。
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長崎はサイド攻撃が特徴ではあるが90分通してSBが上下動を高いクオリティで行う事は難しい。だから終盤まで機能させるにはサイドにテコ入れを行う必要がある。そこで熊谷・由紀彦をサイドに投入し、サイド攻撃の起点をSBから前に押し上げる。
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特に熊谷投入はズバリだった。前へ仕掛ける姿勢、多少強引でもシュートを打つ姿勢は後半反撃の立役者と言っても過言ではない。彼の良さがよく発揮されたと思う。

交代がズバリ的中して試合は長崎ペースになりCKから翔馬が得点。この日の翔馬は前半から前線で一人気を吐く活躍で強さ・動き共に申し分なかったが・・この得点での気合の入り方は半端なかった。古巣との対戦できす物があったのだろう。

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しかし、最終的にロックに土壇場でCKを食らいドローとなってしまった。
前半からロックの鋭い攻撃に晒されていたDF陣。崔、藤井、近藤らも本当に集中して守っていたが最後の最後で集中が磨耗して限界だったのかもしれない。
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余りDFを攻める気にならない程・・この日はロックペースだったのだから。

あと・・この日のロックは厳しい寄せの余りやや荒かったし、主審もコントロールが出来なかった点は記しておきたい。

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さて、この日のドローは止む得ないとも思うが、ロックにあそこまで良いサッカーをやられた事、それでもリードしながら追いつかれた事はちょっと気になる。
今後、相手は長崎対策を打ち出して来る。

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その中で混戦はまだまだ続く。

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2011/10/01

美しいV・VAREN長崎史~第2版~ その④

10/2 OB戦 記念で4日連続でV・VAREN長崎の歴史を振り返る。
2009年のスタジアムフリーペーパーに連載した「美しいV・VAREN長崎史」の再編版!

3月の新体制発表。クラブ名に次々と未来が語られる。語るのは・・運営会社がまだ整備されていない為、長崎プロサッカークラブ推進委員会委員長として小嶺忠敏、監督に決定した岩本文昭。選手は33名。5年以内のJリーグ昇格を目指し、当面の事務局は長崎新聞社の一角を借りて運営する。

 この次期、選手も徐々に揃いつつあった。主力は「国見三冠」世代。田上・堀川ら大学で活躍した選手を中心にスタッフ・選手達が声をかけ堤・税所らが加入。小嶺社長も「FWが寂しいが良い選手が揃った。」と評する

 この頃・・順調なように見える裏は壮絶な状態だった。メインスポンサーは決まったが、他のスポンサーはまだ決定に至らず、株式会社化も後回しにされる。ユニフォーム、エンブレム、クラブカラーも慎重に検討する時間はない。時間との戦いが市民クラブとしての意識を持たせる余裕を奪っていたのである。
九州リーグ開幕2週間前の時点でチームは主力が揃って練習した事は1度もなかったのである。

 4月5日、小嶺社長は満面の笑みで取材に応えていた。新しいユニフォーム、スポンサー、エンブレム・・やっとそれが発表される。沢山の人間が関わり、沢山の人間が色んな物を賭けた夢を小嶺社長は誇らしげに披露していた。

2005年4月9日、ついに九州リーグが開幕した。対戦相手は「沖縄かりゆし」会場は宮崎県総合運動公園。開幕の場所「宮崎」では皆が高揚していた。スタンドも無い会場でウルトラナガサキが横断幕を植え込みにくくり付ける。ロープで仕切られただけのスタンド。初めて叫ばれる「ナガサキ」のコール。

16:00、キックオフ。
「何故か負けるなんて少しも思わなかった。」
岩本監督は後にそう述壊するが、4-2-2-2で戦う長崎はぎこちないプレイに終始する。それでも後半、宮崎のシュートのこぼれ玉を森本が詰め先制。直後、森本は胸を指差し走った。その先には「ナガサキ」のコールを送る国見の同級生で後に(2008~2010)スタッフを務める事になる矢竹俊輔。「俺はサポーターとして支えるから。」ピッチの中と外が1つになる。59分、田尻の折り返しのパスを森本が再びゴール。2-0。長崎勝利。

 試合後、皆が笑顔のまま目を真っ赤にしていた。前年に大怪我を負い、復帰を賭けていた田尻、長崎に賭けてやってきた堤、2得点の森本。みんなが目を赤くして笑っていた・・時々、言葉に詰まりながら。

誰かがフト思い、すぐに無理と諦めた夢。
「長崎からJリーグを目指す」
色んな人間が支えてやっと始まった。
始まった。始まった。始まった。長崎が・・始まった。
みんなが笑顔のまま目を真っ赤にして

・・俺達の長崎が始まった。

(第1部完)

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